マルチタスクでの作業は非効率!その対処方法とは?

「私(俺)、今日一体何をしてたんだろう・・・?」

1日の終わりに布団の中で、こんなことを考える日はありませんか?

✔今日こなした作業をバシッと言えない
✔イヤ~な疲れだけが残って結局何してたか分からない

「何か」はしてるけど、その「何か」が明確に答えられずモヤモヤする。
「今日はこれができたぞ!」と言えずに謎の疲れだけが残ってるのはつらいですよね(;;)

私も「あ~、めっちゃ疲れた・・・なんでやろ」って思う日が多々ありました(笑)

でもその原因が分かった今では、モヤモヤしながら布団につくことも激減。
例えモヤモヤしてもその原因が分かっているので、「今度はこう改善しよう」と反省ができるまでに。笑

そこで今回は「謎のモヤモヤ解消!」をテーマにお話していきます。

少しでもあなたのお役に立てれば幸いです^^

さて、早速気になるモヤモヤの原因なのですが・・・
それはズバリ「マルチタスク」です。

マルチタスクって何?

「マルチタスク」とは、「同時に複数の仕事をする」という意味。

複数の作業を同時にこなすマルチタスクかっこいい~!!って仕事ができる人のイメージがあるし、ビジネスマンに必須能力!!って感じなんですが。

一見効率がよさそうなこのマルチタスク、実は・・・「非効率」なんです。

何でマルチタスクは非効率なの?

ルチタスクが非効率な理由は、「脳のスイッチを高速で切り替えているだけ」だから。

同時に複数の作業をこなしているように見えるのですがそれは違ってて。

実は脳のスイッチを高速で切り替えてるだけ。
だから、エネルギーを無駄に消費してしまうんです。

例えば「車」で考えてみると・・・

✔渋滞した下道をアクセル⇒ブレーキを繰り返して進むのか?
 マルチタスク(燃費の悪い状態)


✔信号も渋滞もない高速道路をアクセル全開で一気に進むのか?
 シングルタスク(これが私たちの進むべき道)

一目瞭然ですよね。笑

アクセルを踏み直す度にエネルギーを使ってしまうのでそれは避けたいところ。
最初にアクセルを踏んだら、そのまま加速してスムーズに道を進んでいきたいですよね。

そして、マルチタスクはやっかいな性質を持っていて、手軽に小さな「やった感」「満足感」を味わうことができちゃうんです。

でもこれを続けていると、

✔どんどん集中できなくなる
✔疲れやすくなる
✔イライラする
✔判断力は低下する
✔生産性も下がる

その結果、
「何かやった感はあるんだけど・・・」
「無駄に疲れただけで結局何やってたか分かんない・・・」
という悲しい現実を生みます。

良いことなんて1つもないですよね・・・
なので悲しい現実を生まないためにも、今から「マルチタスクをやめる3つのステップ」をご紹介したいと思います。

細かくあげるとたくさんあるのですが、今回はみやこが実践している簡単なものに厳選します(笑)

簡単にマルチタスクをやめる3つのステップ!

実践するのは次の3ステップ。

マルチタスクをやめる3つのステップ

ステップ1:スマホの通知はオフにする
ステップ2:タイマーを使って時間を区切って作業する
ステップ3:頭に何か浮かんだらポストイットに書き出して一旦忘れる

です。

ちなみに私が習慣化を目指して、現在取り組んでいることの中に下記2点があります。

✔1日1時間の「インプット」
✔1日1時間の4つの学習タイプを使った「アウトプット」

今回のマルチタスクをやめるステップは、これらを実践する上で特に意識しているものです。
なので、あなたの状況によってステップは置き換えていただいてもいいかなと思います^^

では、順番に解説していきますね。

ステップ1:スマホの通知はオフにする

作業を行うときは「スマホの通知はオフ」にしましょう。
できるなら「電源オフ」でもいいです。

これは解説するまでもないですが・・・

スマホの着信や通知は思わず気になっちゃいますよね。
気になると通知に注意が向くので、作業が中断しちゃいますよね。

なので、スマホの通知はオフにして
作業中は目に入らない場所においておきましょう。

ステップ2:タイマーを使って時間を区切って行う

マルチタスクを防ぐために、タイマーをセットして時間を区切って作業をしましょう。
なぜなら、集中している時はマルチタスクの衝動はやってこないから。

そして、集中力を持続させるために「集中する時間」と「休憩する時間」をあらかじめ設定しておきましょう。

決めておいた休憩時間になれば、作業に集中していても一度手を止めて休むことが大切。これが集中力を保ち、作業効率をUPさせるコツかなと思います。

ここでの注意点としては「スマホのタイマーは禁止」。
気が散る要素のオンパレードです(笑)キッチンタイマーなどを使いましょう。

タイマーは100円均一でも売っているので、持ってない方は是非買って使ってみてください^^
ちなみにタイマーは常に私の作業時のお友達です。笑

想像以上に無駄な時間を過ごしてることに気づけます。

ステップ3:頭に何か浮かんだらポストイット(付箋)に書き出して一旦忘れる

作業している最中に限って今は必要なかったり、どうでもいい内容が頭をよぎることって結構ありますよね。笑

そんな時は、浮かんでしまった内容をポストイットにすぐ書き出す。頭の中から外に出す。作業が終わるまで一旦忘れましょう。一度頭に思い浮かぶと気が散ってしまい、今やっている作業に集中できなくなります。

なので、浮かんでしまったことに関しては一旦書き出して忘れて、作業が終わってからポストイットを見返してゆっくり考えましょう!

以上、3つのステップを解説しました。

私は会社の業務でも極力マルチタスクを避けるよう意識しています。

例えば・・・

✔今やる業務以外のものは視界に入らないようにする(デスクの上に出さない)
✔できる限り類似した業務をまとめて処理する(脳のスイッチ切り替え頻度を減らす)
✔業務中にやり残したり・やっておくべきタスクが頭に浮かんだらメモに書き出しておく(業務はなるべくシングルタスクで一気に終わらせる)

などなど。

複数の業務を同時に行うと、結局全部が中途半端で

「何も終わってない・・・」
「すごく疲れる・・・」

焦りと不安とイライラでいっぱいになってしまう可能性が大です。
なのでマルチタスクは避けて、シングルタスクで取り組む意識をもちましょう。

「今日はここまでできた!」
「この作業は終わった!」

完了したタスクが明確になるだけで、不安もストレスも減少します。1日の終わりのイヤ~な疲れもきっと軽減されるはずです。

ぜひ、今回の内容を実践してみてくださいね。

まとめ

今回の内容のまとめです。

私たちはモノや情報が視界に入るだけでエネルギーをもっていかれます。なので、視界に入るものや思考の無駄をカットして、作業に集中できる環境づくりが大切です。

✔マルチタスクとは、複数に同時の作業をこなすこと
✔マルチタスクは脳のスイッチを高速で切り替えているだけなので非効率
✔マルチタスクではなくシングルタスクで作業しよう

マルチタスクをやめる3ステップ

ステップ1:スマホの通知はオフにする
ステップ2:タイマーを使って時間を区切って作業する
ステップ3:頭に何か浮かんだらポストイット(付箋)に書き出して一旦忘れる

以上、マルチタスクが非効率な理由とその対処方法についてお話しました。

今回のお話が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!